魚眼で一枚 |
高温と硫黄に包まれた高熱隧道を抜けたと思うと、突然外に出ます。 欅平~黒部ダム間で唯一外の空気と触れる事の出来る場所です。 |
下流の小屋平ダムをそのまま小さくしたデザインです。 ここまでの景色を今まで見た事があるでしょうか? 背後に迫る残雪な山々、そしてダム直下のむき出しになった岩盤・・・ "凄い"のひと言です。 |
仙人谷・・・ |
橋の上から下流を眺める |
非常に深く切り立った谷になっています。黒部川の浸食力の凄さを思い知らされます。 写真左側にコンクリで被われた通路があり、その先に何か大きい建物があります。 ・・・えーっと何だっけ・・・・ どなたか情報を下さると助かります。 |
「そんじょそこらのダムとは違う」雰囲気に溢れています。インダストリアルな雰囲気と言うか・・・
ただ古いだけではない何かを感じます。 それとこのゲートは何と言う名前なのでしょう?小屋平ダムと同じに見えますが・・・ |
E-300で |
奇岩 |
岩盤から直にトンネルが出てきています。どれがどれだかは分かりませんが、洪水吐トンネルと
沈砂池のトンネルと仮排水トンネルです。 中でも沈砂池は山をそのまま掘って作ったと言うスーパーな物。 それにしても水+砂の力は凄いですね。岩肌が綺麗に削れてしまっています。 |
このダムに来るには私の様に関西電力主催のツアー(レポはこちら)
に参加するか、欅平or黒部ダムから日電歩道を延々数時間歩くか、関西電力関係者になるしか行く方法
しかありません。 関電のツアーが一番現実的ですが、倍率が結構高いらしいです。 日電歩道は関電が色々と整備していてくれるのですが、自然環境の厳しさ故に夏~秋のごく短い期間しか 通行できないのとそれなりに登山に慣れていないといけない所がネックでしょうか。 |
背後に迫る山々 |
究極の非日常 |
滞在時間は5分あるか無いかなのであっという間に出発です。 出来る事なら歩いてきてのんびりとしたいですね。歩くのは嫌ではないですが、 体力があるかどうか? |
ダム名称/Name | 仙人谷ダム/SennindaniDam |
ダム形式/Type | 重力式コンクリート/Gravity |
ダム湖名称 | 仙人谷貯水池 |
河川/水系::River/Water system | 黒部川/黒部川水系 |
所在地/Address | 富山県下新川郡宇奈月町黒部奥山国有林内 |
着工年/完成年 Year of starting constructing/ Year of completion | 1936年/1940年 |
主な使用目的/Use of dam | 発電のみ |
提高/Height | 43.5m |
提頂長/Width | 77.3m |
堤体積/Volume of the Dam | 3万7千立方m/37000m3 |
総貯水量/Volume of the lake | 68万2千立方m/682000m3 |
有効貯水量 | 24万6千立方m/246000m3 |
流域面積 | 284.1k |