DamJapanながの/三浦ダム


三浦ダム―――― 佐久間、丸山に続く程日本のダム建設史
に残るであろう(と私は思っている)ダムである。
秘境と言っても、別に草木を掻き分けいて行く様な所ではない。
ではなぜ秘境か。 それはダムへのアクセス路はある物の、
その全てが一般者立ち入り禁止として、各入り口にがっちりとゲートにより
封鎖されている。
一般人にとっての秘境なのだ。。。
その秘境の三浦ダムに、今回灰エースさんが行く事になり
それに便乗する形で「俺も俺も!」と集まりオフミ開催とりました。
その辺の事はオフミレポを見てください。
   灰エースさん本当に有難うございます!



  
滝越集落を出発、林道を暫く行く。
荒れていると言う事もなく、特に問題はない。





















そして問題のゲートに到着。
三浦ダムを秘境にしているのはこれらのゲートのせい。




















ゲート右にある看板。
遊漁料結構高い・・・



































すぐ左には滝越発電所がある。
でも突然水が出てきたら・・・
困るって!

































ゲートからは徒歩。
距離にして約7km。大体2時間くらいだろうか。
早速1つ目のトンネルに付いた所、中から音が!
現れたのはなんと車! 時間的に交代の人だろうか。
乗っている人はビックリしていたとの事。

















ゲートから1つ目のトンネル。
見た目は立派だが、中は素掘りで水ポタポタです。
1人だったら嫌だろうなぁ〜


















トンネル内はこんなんです。
右に見えるのはぽこさんの懐中電灯の明かりです。
私はこの直後コンタクトが外れ、トンネル出た後に
もう1度付け直しました(笑)


















今回注目の的(?)となったのがHisa号@チャリ。
皆に声無き轟きをしまくっていました(笑)
しまいには「HIsaさんそろそろ自転車換えません?」
との声も・・(笑)
俺っちはホワイトプジョーが有るから良いもーん


















1箇所だけ舗装してない所もありますが、おおむね平坦です。



































所々こんな所も・・・
岩魚が居ました☆



































こんな綺麗な沢も所々で見られます。
ちょいと見にくいですが・・・


































道路沿いにあった森林鉄道の跡。
この道も元々森林鉄道だったそうで、ダム建設時にも活躍した様です。
ちなみに森林鉄道は赤沢(自然休養林)から来ていた様です。
昭和50年頃に廃止されたそうです by三浦屋のご主人


















遂に見えてきた堤体!!
皆既に興奮状態(笑)
ちなみにここまで直ぐの様ですが、なんだかんだで
1時間強かかっています。


















木の間から少しずつその姿を現す三浦ダム・・・
まるで演出されたのかの様だ。




















そして遂に堤体が全て見えた!
興奮しちまうね〜 こりゃ!(笑)




















エレベーター部のズーム。
コケむしていていいですねー




















取りまくる参加者の人たち。
今回撮り逃したら次はいつになるんでしょう?




















少し行くと分岐に到着。
左は堤体下、右は天端です。
「先に天端行った方が登りの回数が減るから(笑)」
との理由で右へ・・


















すると駐車場に到着。
看板には「関西電力専用駐車場」
ちょっと待った。 駐車場があるって事は
車で来る事を前提にしとるんちゃいまっか??

















つ・・遂に!
秘境三浦ダムに到着
一同感動!!!!
この苔むしたのが新しいダムとは違って良い
雰囲気を出しています。
なんとなくのっぺりした感じを受けるかもしれませんが、
それはたぶん堤体真ん中に洪水吐等の施設がないからでしょう。














撮りまくる参加者一同。
私もそんな1人(笑)



















これは発電所です。
あの緑十字は???


















三浦ダム管理所。
今回のアタックはどなた〜?(笑)


































下にある水利使用標識。
発電専用ですか〜
平成天皇には長生きしてもらわないと(笑)


















字体が歴史を感じますね・・・




















管理所ではなくて見張所なんですね! このダムは良いですね〜(謎)



































天端を望む。 右側は冬季の雪に備える為か、通路に
なっていてダム湖が見えません。 残念・・




















警察官立寄所って・・・・
こんな山奥まで来るのかい・・・
ちなみに左に貼ってあるのは先日起きた美浜原発での
事故の謝罪文です。 こんな所にもあるとは・・・


















水路にあるゲート。





















一見常用吐の水路にも見えるが、実はそうではなく
発電放流の為の水路である。




































発電所を望む。
でも今日は発電していない模様。




















これは洪水吐のゲート操作室。
特に飾りっ気もなく、いたってシンプル。




















これが洪水吐からの水路。
トンネル式です。
ここを出た水は少し下流の川岸に出るそうです。

































ゲート脇よりダム湖を望む。、
とても涼しく、そして開放的だ。
ここから見るとそんなに大きさは感じないが、実はとても
大きい湖です。 水が青くて綺麗だった・・・


















(天端から見て)右岸に有る何かの残骸。
建設時に使った物らしいです。
良いですね、こう言うの。



















ゲートを覗く。
以前はラジアルゲートだったらしいが、
今は普通のゲートに変わってしまっている。
個人的にはラジアルのが好きなのでちょっと残念。

































天端を進み、反対側に出るとこんな物が。
赤外線(?)センサーらしき物です。



































すると殉職慰霊碑が。
立派だ。



































登ってみるとそこには真新しい枝(草?)が
供えられていた。 
見張所の人が毎日交換しているのだろうか?



































どこのダムにも良くある看板。
このダム湖は氷るらしい。


































ダム堤体を後ろから望む。
良く見ると取水塔も一緒になっている。



















取水塔部のアップ。
とてもおしゃれ♪


































さらに林道を進むとこんな看板を発見。
私は林業経営者ではないので(笑)
意味が良く分からない。



















こちらの林道はこんな感じです。
ややガレているが普通に通る分にはあまり問題は
なさそう



















流木止めに付いていた謎の装置。
水位でも測るのだろうか。



















管理所とインクラインのアップ。
こうして見るとそんなに大きくない。


















ここでトイレを借りる(を口実に?(爆))為に宮島さんが
見張所アタック!
そして見事に成功。
トイレに行きたい人のみ見張所へ・・・(私もその1人) とても綺麗だった。


見張所に有ったラジアルゲート時代の写真。
やっぱりこっちの方が良い!


















見張所では少し三浦ダムの事を聞いた。
それに真面目な人で、管理所内は一切
写真はNGだった(残念!)。
中はどうなっていたかと言うと、
特に変わった所はなかったです。
PCはXPで、インターネット接続されているそうです。凄いなぁ〜




せっかく見張所まで言って収穫ゼロ(?)
と言うのもアレなんで、堤体の写真を撮影。
取水塔にはELの470mを記したシールが貼ってあった。



















下流を望む。山が幾重にも重なりここが
かなり山深いのが伺える。



















見張所アタックの後はみんなで堤体の見ながら
楽しくお弁当。
ここから見ると田子倉ダムに何となく似ていますね。



















これは関電のキャラクター???



















お弁当を食べた広場にあった謎の物体。
はて何でしょう。


















お昼を食べた後にHisa号に試乗させてもらいました。
で、でも私にはライオン号が・・・!(笑)
Hisaさんありがとうございました!


オフミは無事に進み、遂に三浦ダムを後にする。
そんな中、洪水吐のトンネル出口と思われる場所を発見。
でもトンネル本体は見えませんた



















皆さんお疲れさまでした(^。^)



















DamData
ダム名称三浦ダム
ダム形式重力式コンクリートダム
ダム湖名称三浦湖
水系/河川王滝川/木曾川水系
所在地長野県木曽郡王滝村三浦国有林内
着工年/竣工年1943年/1945年
主な使用目的発電のみ
堤高83.2m
堤頂長290.0m
堤体積507立方m
総貯水量62216立方m
有効貯水量61600立方m
管理関西電力
本体施工者間組
 

<―ひとこと―>
このダムは戦前に完成したダムの中では提高が
2番目に高いらしい。
ちなみにダム施工業者はやはりと言うかダムの老舗(ぇ?)
の間組である。
アクセスに関して言うと、道中特にビビッた
訳でもなく、道も舗装路で勾配も少ない。
ただ、途中数箇所照明なしのトンネルがある。
これは1人だと勇気が要りそうなので、何かあった時の
事も考えて1人で行くのはやめたほうがいいだろう。
Hisaさんのように自転車だと軽いサイクリング程度と距離なので、
自転車で行くのもまた一考であろう。